■ ID
| 1810 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 関東平野中央部の地下600m以浅に分布する更新統の層序−浅海成層の詳細対比への試み−
|
■ 著者
| 納谷友規
(独)産業技術総合研究所 植木岳雪
(独)産業技術総合研究所 本郷美佐緒
秋田大学 八戸昭一
埼玉県環境科学国際センター 水野清秀
(独)産業技術総合研究所
|
■ 出版元
| |
■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 日本堆積学会2013年千葉大会、平成25年4月13日 |
■ 抄録・要旨
| 関東平野中央部の地下数百mの第四系の層序構築を進めるため、埼玉県内で掘削された川島コア(600m)、春日部コア(600m)、鷲宮コア(514.6m)、深作A-1コア(300m)および産総研が掘削した菖蒲コア(350.2m)を対象として、海成層対比と海洋酸素同位体ステージ(MIS)との対応を検討した。その結果、コアの年代から関東平野中央部では浅海成層からなる地層が少なくとも約2.4Ma以降継続的に堆積したことが明らかになった。さらに、これらの層序指標と挟在する海成層の層位関係から、複数のコア間で側方対比可能な海成層を、コア上部から上越火山灰の直上に位置する海成層まで連続的に見いだすことができた。一部不確定な層準もあり暫定ではあるが、これらの海成層はMIS 5.5、7.5、9、11、15、17、19、21、29そして31にそれぞれ対比されると考えられた。
|
■ キーワード
| |
■ リンク先URL
| |